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本能寺の変 [歴史]

 2月6日の「江」は本能寺の変だ。
自分の誕生日に本能寺の変というのも何か因縁のようなものを感じる。
「江」の信長は、主人公の江が信長に好意を持っているという設定ということもあってか、なかなか納得できる扱いになっている。
戦いのない世をつくるには戦いが必要だということ、寺社が武力で刃向かってくるから武力で倒すしかないということ、天下布武とは武力による支配ではなく、武士による一元支配ということなど、「我が意を得たり」という描き方をしている。

 不満なのは二点。
まずは天皇に対して。
武家・公家・寺社の要に武家が、と言っていい、信長自身が神になるとまで言っているのに、それが天皇の権威を超えようとするものだとまでは言及していないということだ。
あくまでも信長は天皇を主とする立場に描いている。

 そして何よりも不満なのは、本能寺の変の原因を信長の光秀いじめのように描いているということだ。
この描き方だけは旧来の大河ドラマと変わっていない。
やはり個人的な意見としては、信長が光秀を追い詰めるのではなく、光秀の方が重圧に負けるとという描き方の方がいい。
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