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源義経ミステリー [映画・TV]

 テレビ朝日で放送した「源義経ミステリー」。
義経が中心で、頼朝はどう扱われるのかを気にしつつ見た。

 結果は予想通りだった。
鎌倉武士が義経をよく思わなかったこと。
その声が頼朝を動かしたようにしていた。

 また、後白河上皇も単に義経を絶賛したとしか言っていなかった。
まるでそのことを頼朝が嫉妬したかにとれるように感じた。

 鎌倉武士の不満はたった一言で済む。
彼らは手柄を立てて恩賞をもらいたいのだ。
義経の戦法では、勝利は得られるが手柄を立てられない。

 後白河上皇についても、頼朝を牽制するために義経を利用しただけだ。
頼朝が武士を一本化しようとしたのを妨害したことにはノータッチだ。

 腰越状についても、情の部分についてしか触れていない。
義経の行為が鎌倉幕府設立の障害になっている点にも触れていない。
頼朝が一方的に悪者になっている感じがした。

 ただ、藤原泰衡に対しては同情的だった。
父の遺言と平泉の平和。
どちらをとるべきかの苦悩を好意的に解釈していた。
結局攻めてきた頼朝は…ってことになるが。

 そう考えると頼朝って損な役回りだな~。
ま、今回は頼朝に滅ぼされた方が主役だから仕方ないか。
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