SSブログ

平成最後の大晦日 [雑感]

 平成30年の大晦日。
5月に改元されるので、平成としては最後の大晦日だ。

 昭和最後の大晦日は、最後になるとは思っていなかった。
昭和天皇の病状は芳しくなかったが、表立って言えることではない。
もっとも、1月2日まで仕事だったので、大晦日感もなかった。
それらしく感じたのは「五稜郭」の放送だろうか。

 ちなみに「この元号最後の大晦日」というのは、歴史上なかった訳ではない。
「辛酉革命」といい、辛酉の年には天命が改められ、王朝が交代するとされていた。
また「甲子革令」といい、甲子の年には革命に伴う変乱が起こるとされていた。
そのため、辛酉・甲子の前年の大晦日には、元号最後という感覚はあっただろう。

 ちなみに安政7年3月、大老井伊直弼暗殺等のため、改元されることになった。
しかし翌年が辛酉の年で改元するため、反対意見も多かった。
結局孝明天皇の強い意志が通り、「万延」と改元された。
3月18日に改元し、翌年2月19日に「文久」と改元された。
1年に満たない元号であった。
nice!(4)  コメント(0) 

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

仕事納め平成31年 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。