今年は「新」

　今年の漢字は「新」だそうだ。
昨年は「変」。
我が家では11月の終わりに父が亡くなった。
これ以上の「変」はないだろう。
今年に入ってからは、まず四十九日の法要。
その後は各種手続き等を含め、家の中をいろいろリニューアルした。
まさに「新」だった。
６月から三味線を始めたのも「新」だ。
そう考えると、なかなか世の中の流れに合っているのかもしれない。

　「新」が一番似合わないのが自民党だろうか。
見ていて情けなく思うのは、何かにつけて強行採決を批判していることだ。
鳩山総理も言っていたが、それを今までやっていたのが自民党ではないか。
野党になった途端、批判にまわるとは呆れてしまう。
もし再び政権に返り咲いたら強行採決はしないのだろうか。
別に強行採決が悪いとは思わない。
民主主義においては多数決が原則だ。
少数意見に耳を貸すのは必要だが、最終的には多数決でなければ決まらないだろう。
だから自民党が今まで強行採決してきたことを批判しようとは思わない。
でも野党になったらいきなり掌を返すというのは情けなさすぎないか。
まぁ衆院選で大敗した後に出てきたのが結局「麻垣康三」の最後の一人。
仕方ないか。
問題なのは総理として最悪だったのに、その後妙に陰で力を持っている「あの人」。
あの人」がデカい顔をしている限り、自民党は変わらないだろうね。
とりあえずは民主党政権がどこまでやるのか、４年は見守りたいと思うのだけど。