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歴史は繰り返す [歴史]

 東北地方の惨状そっちのけで、政治家は党利党略に明け暮れる。
昭和初期の日本の情勢の話だ。
1930(昭和5)年から1934(昭和9)年にかけて東北地方を中心に度々発生した飢饉、いわゆる昭和東北大飢饉によって、東北地方では身売りや欠食児童が続出していた。
にもかかわらず、政治家は党利党略に明け暮れ、何一つ具体的な対応策をとらない。
窮乏をみかねた東北地方出身の軍人達によって満州事変が引き起こされた。

 東北大震災の被災者に対する対応が十分とはいえないこの状況下での内閣不信任案提出。
昭和初期の情勢に非常に良く似ている気がする。
歴史は繰り返すというが、過去に起こった過ちをデータベースとして、これからの未来に役立てるのが歴史の意義のはずなのだが、同じ過ちを繰り返すなど愚の骨頂だ。
しかも、またしても被害に遭っているのは東北地方の方々だ。
90歳くらいの方であれば、二度とも体験されている方もおられるだろう。

 昭和では戦争が起きることで景気が回復していった。
戦争というと「悪」のイメージが強いが、戦争によって需要が高まり、景気が回復するのも事実だ。
平成の救世主になるのは何だろうか。

 0時を過ぎ、日付は6月2日になった。
夜明けを狙って明智光秀が織田信長を襲撃したのが本能寺の変だ。
歴史が大きく動いた日になった。
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